カテゴリー別アーカイブ: 肝臓病

肝障害に影響する遺伝子型

研究ファイルNo.32:肝障害の程度は炎症性サイトカインIL6の遺伝子多型によって異なる 私たちの体は厳格に制御された強力な免疫機構に守られています。しかし、その制御が乱れて強く働きすぎると自分自身の体を痛めることがあります。免疫の活動のひとつを炎症反応と呼びますが、炎症反応を引き起こすサイトカインという細胞同士の情報伝達物質の過剰が持続すると、大事な内臓を痛め、肝臓では肝細胞の障害が起こると考えられています。 J-MICC研究に参加された3257名の方の肝障害と炎症性サイトカインの遺伝子多型の関連について調べました。

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日本人の代表的な食事パターンと血中γ-グルタミルトランスフェラーゼの関連

研究ファイルNo.28:日常的な食習慣は肝機能に影響を与える  肝障害により肝細胞が壊れると、肝酵素が血中に放出され、高値を示します。特に、肝酵素の一つであるγ-グルタミルトランスフェラーゼ(γ-GTP)は、飲酒による肝障害などがあると数値が上昇するといわれています。最近では、γ-GTPと他の生活習慣との関連も明らかになっており、喫煙や食事などによって上昇することが分かっています。  先行研究により、肉類や油脂類などの食品の高摂取はγ-GTP上昇と関係があることが報告されています。一方、果物や野菜などの食品の高摂取はγ-GTP上昇を抑制することが報告されています。私たちの普段の食事は、食品を複数組みあわせて摂取していることから、日常的な食習慣を総合的に考慮した「食事パターン」を用いた研究が増えています。

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